冬になると、「夜に何度もトイレへ行く」「寒くて余計に尿意が強くなる」という相談が一気に増えます。特に高齢者は、夜間のトイレが転倒・ヒートショックの原因になるため対策が必須です。
1. 冬の“寒さ”が夜間頻尿を悪化させる理由
体が冷えると、膀胱が敏感になり、尿を溜めておく力が落ちます。さらに、暖かい布団から急に寒い廊下に出ることで血圧が乱高下し、ヒートショックのリスクも。
2. 安全なトイレ暖房の選び方
- 人感センサー付きセラミックファンヒーター(最適)
・火を使わず安全
・狭いトイレでもOK
・入室時だけ自動でON/OFF
・つけっぱなし防止で安心 - タワー型ヒーター(転倒OFF付き)
・壁際に置けば車いすも通りやすい
・暖まりが早い
・コードは動線から完全に外す
石油ストーブ・ガスストーブはNG。 密閉空間での一酸化炭素中毒や衣類への引火の危険があります。
3. 夜間のトイレ動線を安全にする工夫
- 足元灯で段差(1cmでも)を照らす
- つまずきやすいマットや敷物を撤去
- 便座ヒーターをONにして“冷え刺激”を減らす
- 寝る30分前に“もう1回トイレ”で夜間1回減ることも
4. 夜間頻尿を減らす生活のコツ
- 夕方に足のむくみをとる(足上げ・軽い散歩)
- 夕食後の水分は控えめに
- カフェイン・寝酒は逆効果
「夜に2〜3回起きる」「急に増えた」などの場合は、膀胱の病気、前立腺、心臓、むくみなど他の原因が隠れていることも。気になるときは早めの受診をおすすめします。
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