写真一箱から。親が笑顔で手放せる“ゆるい実家じまい”の始め方、教えます
なぜ“ゆるく”始めるのか?
「片づけよう」と急に言うと、親は反発します。まだ自分でできるうちに、小さく、親のペースで進めること。結果として家も心も整いやすくなります。
親の尊厳を守る3原則
- 小さく始める:一気に全部ではなく、「写真1箱」「食器1段分」など、目に見える小さな区切りで。
- 選ばせる:「これ、残す?」「誰に残したい?」と選択を促し、決定権は親に。
- 話を道具にする:思い出話や昔の話をきっかけに自然に手放せるようにする。
ステップ1:まずは“写真1箱”プロジェクト
写真は感情に繋がるので、話題作りに最適。箱1つ分を親と一緒に整理するだけで、会話も生まれます。
- 親が見たい写真を先に出して褒める。
ステップ2:使っていない食器1段分ルール
「使っていない食器が1段分あったら見直す」とルール化すると進めやすいです。
- 「これ、最近使った?」と聞く。
ステップ3:月に1回の“思い出トーク”タイム
片づけを直接的に始める前に、週1回や月1回に「思い出話を聞く時間」をつくる。親が自分の物語を話すことで、物の価値が整理されていきます。
声がけフレーズ集(親が嫌がらない伝え方)
実際に効果がある言い方を3つだけ紹介します。
- 「これ、誰に残したい?」(選ばせる)
- 「これ、もう一回写真に残しておこうか?」(保存の提案)
- 「おばあちゃんが好きだったから、誰かにあげてもいいかな?」(承認と提案)
よくある不安と対処法
親が怒る・反発する → 無理に進めず、まずは話を聞き、親が主導権を持てる小さな作業から始める。 思い出が失われるのが怖い → 写真のデジタル化や、要らない物は一時保管(期限付き)を提案する。 兄弟間で揉める → 重要書類や価値が高い物は最初に話し合ってルール化する。
チェックリスト(今日からできること)
- 親に「写真一箱だけ整理していい?」と提案する
- 普段使わない食器の棚を一段分チェックする
- 月1回、親の話をゆっくり聞く時間を予定に入れる
まとめと次の一歩
「ゆるい実家じまい」は親の尊厳を守りながら、将来の負担を小さくする賢い方法です。小さな一歩が、大きな安心につながります。
実家じまいを進める中では、いずれ「お金・モノ・これからの暮らし」についての話し合いも必要になります。
親が元気なうちに確認しておきたいポイントは、こちらの記事でまとめています。


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