忘れるのはいいこと。神様からのプレゼント

介護

デイサービスの介護士さんとの会話で

印象深かったことがあったので

共有できるように

ブログに残しておきます。


ある日のこと

玄関から送迎車まで

介護士さんと私と

ふたりで母を安全に

移動させている時のおしゃべりです。

母は、色々忘れちゃうので

もうずっと前に亡くなった

祖母の様子を見に行くとか言うんですよ。

亡くなったって何度言っても忘れちゃって

毎回ショックを受けるから

なんだか可哀そうで。

と私が言うと

ああ、それは…

と介護士さん。

じゃあ、

今度会いに行こうねでいいんですよ。

忘れちゃうのはいいことだから。

神様からのプレゼントって言うんですよ。

イヤなことを忘れてしまえるのは

とってもいいことなんです。

忘れちゃうのはいいこと?!

初めて聞きました。

母の物忘れは、悩みの種で

私の天敵だと

ずーっと思ってきたのに!


いつも細やかに気づかいしてくれる

やさしい笑顔の男性介護士さん。

そうなんですね。勉強になります。

と言えば

そうなんですよー。とにっこり。

忘れるのはいいことで

神様からのプレゼント

だ、そうです!!

私も、よそのお年寄りに対してなら

そんな風に考えられるのでしょうか?

身内は、達者だったころのその人を求めて

どうしても情けなく感じてしまって

悲しいんですよね。

でも、そうか

そんな風に考えていくしかないんだよなあ。

母が記憶をばっちり取り戻して

以前のようになる薬も方法も

まだまだ見つかりそうにないですもんね。

嘘を言うなと育てられた世代には

ちょっと難しいのですが

状況に応じたやさしい嘘を

介護のコツとして

習得していきたいと考えさせられた

介護士さんとの目からウロコの会話でした。


この気持ちに、そっと寄り添ってくれる記事

「忘れてしまうこと」を受け入れようとしても、 心が追いつかない日も、どうしてもあります。

そんなときに、読んでほしい記事があります。

忘れることも、迷うことも、立ち止まることも、 介護の中ではすべて自然なことなのだと思います。


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