母と過ごす、ゆっくりとした時間・認知症と向き合う日々の記録

介護

母と同居をはじめて四年ちかく。

まわりの協力のお陰で

比較的おだやかに過ごしています。

でもときどき

母の認知症は

確実にがすすんでいるんだあ

と実感することがあります。


先日は母の友人から

久しぶりに電話がかかってきて

母は、うれしそうに話していました。

家族と話す時とは違う

すこし緊張感とプライドを感じる

活気のある声と会話です。

ああ、こんな風に

おしゃべり出来るんだ。

よかったなあ。

と私もうれしく思いました。

でも、しばらくすると

会話が途切れました。

あれ?電話終わったの?

と母に声を掛けると

うん。もういいのよ。

との答え。

ところがソファーには

まだ通話中の電話が…。

あわてて電話をとり

相手の方にお礼とお詫び、そして

また是非お電話くださいとお願いして

通話を終えました。


また、あるときは

100均の立方体のパズルで実感。

子供向けのもので、立方体4つに

ネコやリンゴなどの絵が描いてあるパズルを

母に買ってきた時のことです。

いくらなんでも簡単すぎるでしょ。

そんな気持ちで買ってきましたが

予想に反して

母は、このパズルが出来ませんでした。

びっくりして、悲しくて

思わず孫である息子に話すと

そうなんだ

でも計算ドリルは良く出来るよね。

と一言。

確かに!

計算ドリルも風船も洗濯物たたみも!

おかあさん

すごく頑張っているんだなあ!

毎日いっしょに過ごしているから

気付きにくいですが

ゆるやかでもすすんで行く認知症。

そのなかで

母は、がんばっているんだなあ

と再認識しました。

最初できなかった立方体パズルも

手伝ったりヒントを出したり

暇なときになんとなく自分で考えたりして

だんだん出来るようになってきた母。

いろいろ考えたり

食事や生活に気を付けたりしても

やっぱりすすんでしまう認知症。

すこし傷ついたり、すこしうれしかったりを

繰り返しながら

母のできることを一緒に

楽しんで行こうと思います。



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