『きをつけて』絵本レビュー・母のような大きいトラックの愛

絵本『きをつけて』の表紙写真 おすすめ絵本

作者:五味太郎

発行所:童心社

発行年:2015年6月

値段:1000円+税

この絵本の主人公は

大きいトラック.

ついてきた小さいトラックを

きをつけて

と見守ります。

小さいトラックは大きいトラックを

追い抜いてすすんで行きます。

追い抜かれても

どんどん進むのをみても

大きいトラックは

きをつけて

と見守っています。


坂をのぼっているときに

スピードが落ちた小さいトラック。

大きいトラックは

はい

こうすれば だいじょうぶ!

と後押ししてのぼります。

坂をぬけると

またどんどんすすむ小さいトラック。

トンネルに入るときも

大きいトラックは

なかは くらいからきをつけて

と心配しています。

でも

トンネルの中に

小さいトラックがいません。

小さいトラックは

いつの間にか

大きいトラックの荷台で眠っていました。

この大きいトラックの

無償の愛は…先輩?親でしょうか?

きをつけて きをつけて

ずっと見守り

お守りのような言葉を

掛け続けます。

大好きな谷川史子さんの漫画に

ちいさい頃そろばんの先生が

帰るときにかならず

きをつけて

と言ってくれた。と

登場人物が語るシーンがあります。


きをつけて、という

その言葉が

おまじないのマントのように

帰り道の自分を

守ってくれていたんじゃないかと

回想するのです。

やさしいエピソードで

お会いしたこともない

そろばんの先生を好きになりそうです。

きをつけて

いつも言っている言葉ですが

本当にそんな力を

秘めているかもしれません。

大きいトラックの

きをつけて

と見守る姿は

どうしても

親に思えます。

ずっと気にかけて見守って

大変な時は

後押しする親。

大丈夫になれば

またどんどん進んでいくこども。

また、応援し、心配して

つかれたら休ませて。

おかあさんって

そんな感じですよね。

大きいトラックに

親近感を感じながら

楽しく読ませていただきました。

みなさま どうか

きをつけて

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