年末年始、病院が休みでも慌てない|高齢の親が「体のあちこちが痛い」と言ったときの対応ガイド

介護

年末年始に限って、
「膝が痛い」「腰がつらい」「歩くのが怖い」——。

かかりつけの接骨院や整形外科はお休み。
救急に行くほどではなさそうだけれど、放っておいていいのか分からない。

そんなとき、家族が“今どう判断すればいいか”を整理するための記事です。


まず確認したい「今すぐ受診を考えるサイン」

  • 強い腫れ・赤み・熱がある
  • じっとしていてもズキズキ痛む
  • 歩けない・体重をかけられない
  • 転倒・打撲のあとから急に痛みが出た
  • 発熱を伴っている

これらがある場合は、年末年始でも休日診療・救急相談を検討してください。


様子見しやすい状態の目安

  • 腫れや熱はない
  • 歩けてはいる(ただし痛い)
  • 夜は眠れている
  • 以前からある痛みが、寒さや疲れで強くなっている

この場合は、「悪化させない過ごし方」が大切になります。


共通の基本ケア(部位を問わず)

① 無理に動かさせない

痛みが出ているときは「動いたほうがいい」は逆効果。
必要最小限の動きでOKです。

② 温める?冷やす?の判断

  • 腫れ・熱感がある → 冷やす
  • 慢性的な痛み・冷え → 温める

迷ったら「腫れていたら冷やす」が基本です。

③ 湿布・サポーター

  • ロキソプロフェンなどの湿布は使用OK(皮膚トラブルに注意)
  • サポーターは動くときだけ装着
  • 寝るとき・長時間の着用は外す

部位別|年末年始の対応ポイント

膝の痛み

  • 立ち上がり・階段は特につらくなりやすい
  • 椅子やトイレは少し高めに
  • 玄関の段差は手すりや壁を使う
  • 横になるときは膝の下や間にクッション

腰の痛み

  • 急に立ち上がらせない
  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • 温めて楽なら蒸しタオルが有効

肩・首の痛み

  • 寒さで悪化しやすい
  • 強く揉まない
  • 首元を冷やさない工夫を

股関節の痛み

  • 歩き始めが特につらい
  • 無理に大股で歩かせない
  • 転倒防止を最優先に

年明けに受診するときの伝え方(例)

「以前から痛みはありましたが、
年末頃から歩くのがつらくなりました。
腫れや熱はなく、夜は眠れています。
立ち上がりと階段が特につらいです。」


介護する家族へ

「これで合っているのかな?」
そう迷いながら対応している時点で、十分に見守れています。

年末年始は、治すより“悪化させない”で大丈夫。
「今日は休もうね」その一言が、いちばんのケアになることもあります。

どうか、あなた自身も無理をしすぎませんように。




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