毎晩、夜になると
祖母の様子を見に行くと言う母。
祖母は30年近く前に亡くなっています。
不思議なもので
その数年前に亡くなった祖父のことは
一切触れません。
祖父とも仲が良かった母ですが
祖父が亡くなってから一人で過ごしていた祖母を
心配する気持ちが
残っているのかもしれません。
「悪いんだけど
そろそろおばあちゃんちに送ってくれる?」
と言い出す母。
「そうだね。心配だもんね。」
私は、そう言った後に
「でも、今日はもう遅いから、
おばあちゃん、もう寝ちゃったと思うよ。」
と言いたします。
「あら、そう?
じゃあ明日の朝一で送ってくれる?」
「うん。わかった。明日送るね。」
そのやり取りが、最近のルーティーンです。
ただ、日が短いこともあり、
いくら高齢者でも眠らないでしょ。
と言う時間帯=17時くらいに
送ってってと言われると、ちょっと大変です。
暇そうにしていると言われるので
「ごめんねー。ちょっと今忙しくて…。」
と言うために
私は仕事を探してウロウロします。
娘が忙しそうにしていると、
ゲームをしたり、テレビを観たり、
マイペースに
過ごしていてくれる母で助かります。
そう言い出さない日は
隣でゆっくり
テレビを観ておしゃべり出来るのですが。
いつものように
「もうおばあちゃん寝ちゃったから
今日は泊まって行って。」
と、眠る準備をしていた時に、
「おばあちゃんちには、
YもKもいるから寂しくは無いのよね。」
と
10年前と60年前に
亡くなった叔父たちも登場。
みなさんが生き返ったのか
はたまた天国でのことなのかは
よくわかりませんが
母は、やさしい姉の表情で
そうつぶやいていました。
混乱は深まり、正しさは失われても
母がしあわせなら
それでいいんですよね。
ちょっとさびしい気持ちを抱えつつ
母との会話を
上手に楽しんでいきたいです。


コメント