「運動した方がいいのは分かっているけど、本人に負担をかけたくない」
そんな介護者の声はとても多いです。
ここでは、寝たまま・座ったままでできて、介護者が手伝える/声かけで一緒にできるストレッチや軽い運動を紹介します。
目的は「頑張る運動」ではなく、血流促進・運動能力の維持・気分転換です。
行う前の注意点
- 痛み・めまい・息切れが出たら中止
- 医師から運動制限がある場合は指示を優先
- 回数は目安。1日1種類でもOK
① 足首まわし(最優先)
目的:血流促進・むくみ予防・転倒予防
- ベッドや椅子に座った状態で、かかとを支える
- 足首をゆっくり円を描くように回す
- 右回り・左回り 各5回ずつ
声かけ例
「円を描くイメージで、ゆっくりで大丈夫ですよ」
② かかと上げ・つま先上げ(座ったまま)
目的:ふくらはぎの筋力維持・血流改善
- 椅子に座り、足裏を床につける
- かかとを上げて下ろす ×5〜10回
- つま先を上げて下ろす ×5〜10回
声かけ例
「信号待ちの体操みたいに、ちょっとだけやってみましょう」
③ 指グーパー体操(手・足)
目的:末梢血流アップ・脳刺激・気分転換
- 手:グー→パーをゆっくり10回
- 足:足の指を握る→広げるを5回
④ ひざ伸ばし運動(座位)
目的:太ももの筋力維持・立ち上がり動作のサポート
- 椅子に座り、片足ずつ前に伸ばす
- 3秒キープ → ゆっくり下ろす
- 左右5回ずつ
⑤ 肩・首まわりのゆるストレッチ
目的:血流促進・緊張緩和・気分転換
- 肩をすくめてストン ×3回
- 首を横に倒す(左右3回ずつ)
続けるためのコツ
- 「運動」ではなく「体をゆるめる時間」
- できたかどうかより、一緒にやった時間を大切に


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