子育てをしていると、
「一日中しんどい」というより
特定の時間帯だけ、心が限界になると感じることはありませんか?
多くの親が口をそろえて挙げるのが、朝と夜です。
- 朝は時間に追われる
- 夜は体力も気力も残っていない
この記事では、
なぜ朝と夜がここまでつらくなるのかを整理しながら、
完璧を目指さず“回す”ための現実的な対策を、具体的に掘り下げます。
これは「頑張り方」を増やす記事ではありません。
責めずに乗り切るための記事です。
なぜ子育ては「朝」と「夜」だけ、特別につらいのか
朝と夜がしんどいのは、親の段取りや気合の問題ではありません。
この時間帯には、次の条件が重なっています。
- 時間の制限がある
(登園・登校・仕事・就寝など、遅れられない) - 判断の回数が異常に多い
(今声をかける?待つ?着替える?食べる?) - 余裕がなく、感情が揺れやすい
朝は「遅れられない緊張」。
夜は「もう頑張れない疲労」。
この状態で穏やかでい続けるのは、かなり難しいのが現実です。
朝がしんどい本当の理由|問題は「時間」ではない
朝がつらい理由は、早起きだからでも、準備が多いからでもありません。
本当の原因は、
短時間に小さな判断が集中しすぎることです。
たとえば朝は、
- どの服を着せるか
- どこまで食べさせるか
- 今声をかけるか、待つか
- 手伝うか、自分でさせるか
こうした判断を、無意識に何十回もしています。
脳はこの時点でかなり疲れてしまい、
ちょっとしたことでイライラしやすくなります。
朝の対策①|「やらない家事」を具体的に決める
朝を楽にする最大のポイントは、
やることを増やさないことです。
特に効果が大きいのは、次の割り切りです。
- 洗濯は夜か週末にまとめる
- 朝食は曜日固定・ワンパターンでOK
- 保育園・学校準備は前夜に8割終わらせる
「朝くらいちゃんとしたい」と思う気持ちは自然です。
でも、朝は
丁寧さより“再現できる形”を優先して大丈夫です。
朝の対策②|「早くして!」を減らす仕組み
朝になると、
「早くして!」を何度も言ってしまい、
後で自己嫌悪になることもありますよね。
これは親の性格ではなく、
言葉だけで子どもを動かそうとしているために起こりやすくなります。
声かけを減らすには、環境を使います。
- タイマーを使って行動を区切る
- 次にやることを紙やイラストで見える化
- 親が言わなくても流れが進む配置にする
怒らなくて済む仕組みを作ることは、
甘えではなく立派な工夫です。
夜がしんどい理由|「理想」が残っている
夜がつらくなるのは、
体力が残っていない中で
「今日もちゃんと終わらせたい」という気持ちが残っているからです。
- きちんと寝かせたい
- いつも通りの流れで終わらせたい
- 親としてちゃんとしたい
でも夜は、
頑張る時間ではなく、力を抜く時間です。
夜の対策①|「ちゃんと寝かせる」を手放す
夜は、理想の寝かしつけを一度横に置いてください。
- 寝る時間がずれてもOK
- 絵本を省略してもOK
- 今日は一緒にゴロゴロでもOK
毎日同じ流れでなくても、
子どもはちゃんと育っています。
ワンオペ夜に心が折れそうなとき
一人で夜を回していると、
時間がとても長く感じます。
そんな日は、
**「最低限でいいライン」**をあらかじめ決めてください。
- お風呂は短縮
- 家事は翌日に回す
- 今日は早く寝る
親が倒れないことが、何よりも大切です。
朝と夜を乗り切る合言葉
今日は70点でいい。
朝と夜は、
「うまくやる時間」ではなく
**「やり過ごす時間」**です。
できない日があっても、それは失敗ではありません。
まとめ|しんどい時間帯を責めない
朝と夜がつらいのは、
あなたが弱いからではありません。
条件が厳しい時間帯だから、
しんどくなるのは当然です。
今日できたことがひとつでもあれば、それで十分。
子育ては、毎日を完璧にこなすことではありません。


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