夜中の地震は、高齢者にとって負担が大きく、避難の判断がとても難しい場面です。
「避難したほうがいいの?」「家にいたほうが安全?」と迷う瞬間に、家族が共有しておくべき判断基準をまとめました。
◆ 高齢者は“外に出る”こと自体がリスクになる
暗い夜道、余震、足元の不安定さ…。
高齢者は「避難そのもの」が危険になることが多いため、状況によっては自宅待機のほうがはるかに安全です。
◆ 避難判断フローチャート
【スタート】地震発生
↓
[A] 津波・土砂災害・浸水・河川氾濫の区域?
├─ はい →【即避難】
└─ いいえ
↓
[B] 家に大きな損傷(亀裂・傾き・天井落下)がある?
├─ はい →【避難】
└─ いいえ
↓
[C] 家具が倒れた・ガラス散乱など“室内が危険”?
├─ はい →【避難】
└─ いいえ
↓
[D] 水・電気・暖房が止まり、健康に危険がある?
├─ はい →【避難】
└─ いいえ
↓
[E] 夜間で外の移動が危険(暗闇・凍結・余震など)?
├─ はい →【自宅待機】
└─ 状況に応じて避難を検討
◆ 自宅待機が“安全”なケース
- 津波・土砂災害区域ではない
- 家の損傷が見られない
- 室内に危険がない
- 低体温や持病のリスクがない
- 夜間で外が危険
→ この場合、明るくなるまで家にいるほうが安全。
◆ すぐ避難すべきケース
- 津波警報/土砂災害の恐れ
- 建物に大きな損傷
- 室内に落下物・ガラス・火災リスク
- ライフラインの停止で生命維持が困難
◆ 離れて暮らす家族がやるべきこと
- すぐ電話して安否確認
- 「今どうするか」を一緒に判断
- 避難が必要なら行動を言葉で案内
◆ まとめ
高齢者の避難は「行動そのものが危険」になるため、
家が安全=夜間は自宅待機が基本になります。
一方で、津波・土砂災害・建物の損傷があれば即避難です。
ご家族と一緒に、このフローチャートを共有しておいてくださいね。


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