高齢者がインフルエンザにかかると、肺炎・脱水・体力低下につながりやすく、回復にも時間がかかります。
介護する家族としては「どうすれば予防できるの?」という不安も大きいですよね。
この記事では、高齢者が“今日からできる”インフル予防のコツを、場面ごとにわかりやすくまとめています。
1. デイサービスに行く日の注意点
① 朝の体調チェックを丁寧に
- 熱、咳、のどの痛み
- 食欲や水分量の変化
- いつもよりぼんやりしている
これらがある日は無理に利用せず、早めに連絡を。
② マスクは「ぴったり」を選ぶ
サイズの合わないマスクは予防効果が下がります。
耳が痛い人にはやわらかめの不織布マスクが負担が少なくおすすめ。
③ カーディガンを1枚持たせる
施設内は温度差があり、冷えると免疫力が落ちます。
前開きの羽織りを1枚持参しておくと安心です。
2. デイサービスから帰宅した後の対策
① 帰宅後の「手洗い+うがい」はセットで
高齢者はうがいが難しい場合もあるため、
水やお茶を数口飲むだけでもOK。
② 上着は玄関で脱いで別の場所へ
アウターを部屋の中に持ち込まないことも感染対策になります。
③ 水分を必ず1杯
帰宅後は脱水ぎみのことが多いので、常温の水や麦茶を1杯。
3. 外出・定期受診のときに気をつけること
① 病院の混雑時間を避ける
午前の早い時間、または夕方の比較的空いた時間帯に行くと感染リスクが下がります。
② 待合室では「人の少ない場所」に座る
入口付近や人の動きが多い場所は感染しやすいため、少し奥の席がベター。
③ 帰宅後すぐの手洗い・水分補給
“帰宅してすぐ”を習慣にしてしまうのが一番ラクです。
4. 食事で高齢者がとるべき“免疫を落とさない栄養”
① たんぱく質を意識する
免疫力を保つには、肉・魚・卵・豆腐などのたんぱく質が必須。
② ビタミンDで感染予防
鮭、卵黄、きのこ類がおすすめ。日光浴も効果的です。
③ 水分は「1日800〜1200ml」を目安に
一度に飲めない人は、少量をこまめに。
スープ・みそ汁・ゼリーなども水分に数えられます。
5. 服装のポイント|冷えは免疫低下の大敵
① 首・手首・足首の“3つの首”を温める
カーディガン、レッグウォーマー、薄手のネックウォーマーなど、締めつけないものが快適。
② 部屋の温度は「20〜22℃」を目安に
寒すぎても暑すぎても体が疲れます。
加湿器で湿度40〜60%にするとウイルスが抑えられます。
6. それでも不安が強いときは?
① 予防接種は早めに
高齢者は効果が出るまでに時間がかかるため、早めの接種が有効です。
② 家族の予防が一番の感染対策
高齢者本人よりも“家族からうつる”ケースが多いと言われています。
③ デイサービス・病院と情報共有
本人の不安・体調の変化・持病などをこまめに伝えるとサポートが安定します。
また、家族や介護者がインフルエンザに感染してしまった場合の対応については、こちらの記事で詳しく解説しています。
家族や介護者がインフルエンザに感染した時の対応|家庭内感染を防ぐ方法とショートステイの検討


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