「もう年だから、何でもいいよ」と言う親の服選び。
でも本当は、年齢を重ねても“自分らしく心地よく”過ごせる服を着てほしいですよね。
ここでは、おしゃれと機能性を両立した「高齢者の服選びのコツ」をご紹介します。
1. 動きやすさと“見た目のきちんと感”を両立するポイント
高齢になると、関節の動きやすさや着脱のしやすさが大切です。
でも、ラクな服ばかりでは外出時にだらしなく見えてしまうことも。
おすすめは、伸縮性のある素材やウエストゴムでも前だけはベルト風デザインなど、
「快適なのにきちんと見える」服を選ぶこと。
たとえば、ストレッチ入りのスラックスや、柔らかいカットソー素材のシャツは、
デイサービスや病院など外出先でも印象がよく、本人の気分も明るくなります。
2. 寒暖差対策は“重ね着”でコントロール
高齢者は体温調整が苦手になりがち。
特に春・秋は、朝晩の気温差で体調を崩すこともあります。
そこで大切なのが軽くて重ねやすい服選び。
- インナーに吸湿発熱素材
- カーディガンやベストで温度調整
- 外出時は薄手のウインドブレーカーで風を防ぐ
この3段階を意識すれば、室内外の温度差にもスムーズに対応できます。
3. デイサービスでも“着やすく・扱いやすい”服が◎
デイサービスでは、スタッフが着替えを手伝うこともあります。
そのため、前開き・ゆとりのある袖口・柔らかい素材が好まれます。
逆に避けたいのは、ボタンが多すぎる服や、タイトすぎるパンツ。
また、名札タグに名前を書けるスペースがある服を選ぶと、紛失防止にも役立ちます。
4. 心が元気になる“色選び”を意識しよう
年齢を重ねると、地味な色を選びがちですが、
ピンクやラベンダーなどのやわらかい明るい色は、顔色を明るく見せてくれます。
また、花柄やドットなどの小さな柄も、気分を前向きにしてくれる効果があります。
5. 「おしゃれする気持ち」が介護予防にもつながる
服を選ぶ、鏡を見る、出かける──それは日常動作のリハビリにもなります。
「今日はこの服にしよう」と自分で選ぶことが、脳の活性化にもつながるのです。
おしゃれは単なる見た目ではなく、心の元気を取り戻すケアのひとつ。
親が心地よく過ごせるよう、“ラクで見た目も素敵”な服を一緒に見つけてみてください。
まとめ
- 動きやすくてきちんと見える服を選ぶ
- 寒暖差は軽い重ね着で調整
- デイサービスでは前開き・柔らか素材が便利
- 明るい色や柄で気分を前向きに
- 服選びそのものが介護予防に
服は、年齢を重ねた人にとって「心を元気にする道具」。
おしゃれも快適も、どちらもあきらめない服選びをしていきましょう。


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