認知症を受け入れる勇気|亡くなった祖母のこと

介護

母が夜な夜な尋ねる

30年近く前に亡くなった祖母のこと。

祖母の様子を見に行きたいと言うのです。

おかあさん

おばあちゃんはもうずーっと前に亡くなったよ

毎晩説明していましたが

納得しない母。

いろいろな人のアドバイスを受け

母を否定せず

そうだね。明日様子を見に連れていくよ。

と返すようにしました。

すると

ああ、良かった。それじゃあお願いします。

と笑顔の母。

その日は、もう起きてリビングに来ることもなく

安心して眠ったようでした。

2日目も、同じやり取りをしました。

そうして、3日目。

母は、祖母のことを一言も言いませんでした。

毎晩なんどもなんども

うんざりするほど

やり取りしていたのが噓のようです。

そうか。もっと早く

そう言ってあげればよかったんだな。

とても反省しました。

母の認知症なんて

もうとっくに

しっかり受け入れていたつもりだったのに

まだ足りなかったのかもしれません。

せめて、それくらいは覚えていてほしい。

しっかり者だった母への未練が

対応の遅れの原因になってしまいました。

私の執着のせいで

無駄に母を混乱させ

毎日、無駄に悲しませてしまいました。

それに、気づくとしみじみと悲しくなり

泣けてしまいました。

頑張っていても

認知症の症状は進んでしまうので

それに応じて

対応も変えていかなくてはダメですね。

母の部屋には小さなこたつを置いてあり、

同居し始めたときは

よく二人でこたつでテレビを観ていましたが

足腰がさらに弱くなり

座るのが大変でこたつを使わなくなってきたので

こたつは撤去。

テレビは

ベットから見えるところへ移動しました。

これからも状態に合わせて

家具の配置なども

見直さなくてはならないですね。

さびしくても、変化を受け入れて

母が生活しやすいように

しあわせなように

娘は今日も知恵をしぼっていきます。



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