認知症の母が「亡くなった母を見に行く」と言うときの対応法|説得よりも“安心感”がカギ

介護

「お母さん、おばあちゃんはもう亡くなったでしょ」
そう伝えても、すぐに忘れてまた「見に行く」と言い出す。
何度も繰り返すその姿に、疲れきってしまう――。


なぜこうなるのか

認知症の方は、「今」があいまいになり、過去と現在の区別がつきにくくなります。
お母さんにとっては、“おばあちゃんが生きている”ことが現実。
だから「亡くなった」と伝えても、毎回“初めて聞く悲しみ”を味わってしまうのです。


対応のコツは「説得」より「安心」

① 否定せず、気持ちに共感する

「そうだね、おばあちゃんに会いたいんだね」
「心配なんだね、優しかったもんね」

共感されると、心の不安が和らぎます。

② 「行く」気持ちを止めずに、“時間をずらす”

「今はもう寝てる時間だから、朝行こうね」
「雨がやんだら行こうね」

否定せず、“あとで”を提案するのがポイントです。

③ 「行く代わりの安心行動」を作る

「お手紙書こうか」
「お線香あげて、お話しようか」

行動的な方には、**“動くことで満たす”**対応が効果的です。


まとめ

  • 認知症の「行動」は、不安を和らげたいサイン
  • 「現実を伝える」より「安心を届ける」ことが大切
  • ノートで説明するより、「心の落ち着く時間」を一緒に過ごすこと

介護者へのメッセージ

何度も同じ会話を繰り返すのは、本当に大変。
でも、「お母さんの中では“今も会える人がいる”」という温かい世界があると思うと、
少しだけ、やさしく見守れる瞬間も生まれます。


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