介護うつを防ぐために知ってほしいこと― 心を守るための考え方 ―

介護

介護をしていると、
気づかないうちに心がすり減っていきます。

眠れない
気力が出ない
何をしても楽しく感じない
それでも「自分がやらなきゃ」と思ってしまう。

Xなどで介護の話題を見ていると、
「それ、かなりつらい状態では…」と感じる方が少なくありません。

でも多くの人は、
特別な対策を取る余裕がないまま、
毎日をなんとか回しています。

だからこそ必要なのは、
生活に負担にならない形で、心を守る視点です。


介護うつは、突然なるものではありません

介護うつは、ある日突然起こるものではなく、
小さな無理が積み重なって進んでいきます。

  • 休めていない
  • 気を張り続けている
  • 弱音を吐く場所がない

こうした状態が続くと、
心と体は少しずつ余裕を失っていきます。

ただ、その変化はとても静かで、
真面目な人ほど見過ごしてしまいがちです。


まず大切なのは「気づくこと」

介護うつを防ぐために、
最初に必要なのは特別な対策ではありません。

「今の自分、少し余裕が減っているかもしれない」
そう気づくことです。

たとえば、

  • 以前よりイライラしやすくなった
  • 何をするにも気が重い
  • 頭の中が介護のことでいっぱい
  • 「疲れた」と言うのを我慢している

これらは怠けではなく、
心が疲れてきているサインです。


セルフケアは「元気になる」ためのものではありません

セルフケアというと、
気分転換やリフレッシュを思い浮かべる方も多いかもしれません。

でも、介護中は
それができない時期もあります。

だからこそ、
セルフケアの目的を変えてみてください。

元気になるためではなく、
これ以上つらくならないため。

横になる
何もしない時間をつくる
今日は最低限でいいと決める

それだけでも、
心を守るセルフケアになります。


一人で抱え込まないと決める

介護をしていると、
「自分がやるのが当たり前」
「迷惑をかけたくない」
そう思ってしまいがちです。

でも、一人で抱え続けることは、
長く続けるための方法ではありません。

誰かに少し話す
状況を言葉にする
愚痴をこぼす

それだけでも、
心の負担は少し軽くなります。


「ちゃんとやろう」としすぎない

介護には正解がなく、
終わりも見えにくいものです。

だからこそ、

  • 完璧を目指さない
  • できない日があっても責めない
  • 今日はここまででいいと線を引く

この考え方が、
心を守る助けになります。


まとめ

あなたが弱いわけではありません。
環境や役割が、あまりにも重いだけです。

前に進めない日があっても、
何もできない日があっても、
それは「休む日」なだけ。

介護を続けるためには、
頑張り続けるよりも、
壊れないことのほうが大切です。




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