絵本『たった2℃で…』レビュー・地球温暖化をこどもと考える一冊

おすすめ絵本

画像引用:Amazon

作者:キム・ファン(文) チョン・ジンギョン(絵)

発行所:童心社

発行年:2024年5月

値段:1800円+税

令和7年小学生課題図書のこの絵本。

テーマは気球温暖化です。


気温がますますあがってきている。

地球が病気で

「熱」が出ているんだって。

地球温暖化のことを

こどもにも大人にも分かりやすい

こんな言葉で

この絵本ははじまります。

それは大変だ!

体温が2度上がった時のことを考えて

大人もぞっとした気持ちに…

海の話では

魚はそれぞれ、自分に合う温度の海で生きていることや

海水温2℃は、魚たちにとっては

20℃くらいの違いだと語ります。

海の生き物の種の25%が集まっている珊瑚礁。

海水温がの2℃上がればサンゴは死んでしまい

そこにいた他のいきものたちもいなくなって

そこは、死の海になってしまいます。

厚い流氷の上で

赤ちゃんを産み育てるゴマフアザラシ。

温暖化で流氷が薄くなれば

親子共に

流氷を割ってあらわれるシャチに

食べられてしまうかもしれません。


他にも、ウミガメがメスしか生まれなくなったり

パンダが高い山へ移動したり

蝶がいなくなってしまったり

外来の虫が爆発的に増えて

大混乱が起こったりもします。

ホッキョクグマも、オラウータンも飢えてしまいます。

アフリカゾウは倒れ、

コアラは住処を失い、

シロナガスクジラは弱っています。

地球温暖化は止められませんが、

上昇が2℃ではなく

1.5℃で済むようにしよう、という

メッセージは

現実的で切実です。

まずは、何をしたらいいんだろう。

何が、温暖化を進めてしまうんだろう。

ひとりひとりが

それを考えることが大切。

時には親子で真面目な話を。

地球環境という

壮大なテーマを大真面目に

優しさと誠実さをもって

小さいうちから

話し合ってみましょう。

きっとそれは、

これからの人生に

大きな影響を与えるはずです。



コメント

タイトルとURLをコピーしました