画像引用:Amazon絵本
著者:ヨシタケシンスケ
発行所:ポプラ社
発行年:2021年6月
値段:1200円+税
この絵本も
どちらかと言うと
大人向きかもしれません。
絵本のはじまりは
ロボットのおもちゃがほしいと
お店に前でひっくり返って泣くこども
あんなに ほしがっていたのに
のページには
根負けしてロボットを買ってあげる母親。
となりのページには
もう こんな
という言葉とともに
ほかのおもちゃに混ざって
ほっとかれているロボットが。
そんなかんじで
あんなに○○したのに
もう こんな
と物語はつづいていきます。
母と息子の二人暮らし。
風邪をひいたりけんかをしたり…
反抗期も経験します。
やがて息子は家を出て自立。
母も年を取りました。
しばらく連絡がなかった息子は
ある日突然
赤ちゃんとお嫁さんを連れてきます。
孫を愛おしそうに抱く母のページのとなりには
若い日に我が子を抱く母のすがた。
あんなに あんなに
あんなにいろいろあったのに
まだ たりない
と、母と息子の思い出が
3ページにわたって描かれます。
どのシーンもごく普通の日常の一コマ
でも、その過ぎてしまった日常への
愛おしさで
読んでいるこちらまで
泣けてしまいます。
子育ては大変です。
反抗期も大変です。
でもこどもは
いずれ自立して
私たちの手を離れてしまいます。
こどもが家を出るときのつらさは
個人差もあるでしょうが
筆舌につくしがたいです。
からだが切り刻まれるような
家族が消滅してしまうような
痛みとさびしさでした。
そのゴールが いつか来るということ
そして、それは とてもつらいことを
ちょっとだけ覚えておくと
イヤイヤ期も反抗期も
少し許せるかもしれません。
あとは、
おしゅうとめさんに対して
やさしい気持ちになれるかも。
おしゅうとめさんも、かつては
若い母親で
悩みながら子育てしてきたんです。
だから、いろいろあるかもしれませんが
どうかゆるして
なかよくしてくださいね。


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